lanケーブルに関する中身と形状の違い

lanケーブルは色や長さを除けば、どれも似たような見た目で一見するとそれほど違いはないように思われます。一見違うように見えても、実は少しずつ確実に進化を続けており、仕様を更新することでより高速な通信規格に対応しています。lanケーブルの仕様を見分ける指標の1つにカテゴリがありますが、カテゴリは対応する通信速度の目安を意味します。実際に出る通信速度は、ケーブルの品質や環境によって違いますが、目安は目安として参考になるのは確かです。

数字が増えて近年はカテゴリ8というlanケーブルもありますが、一般的には6以上を目安にすれば大丈夫ですし、単純に数字が大きければ良いものでもないので、6以上で選定することをおすすめします。lanケーブルの違いはカテゴリの他にも、標準的な形状や細身のタイプ、きしめんのように平らなタイプと様々な形が存在します。標準的なケーブルは無難な選択肢で、特に凝った作りでもないことから価格も手頃で入手性が良いです。一方、細身のタイプは取り回しやすさが最大の違いで、狭い隙間を通したり、曲げながら配線することができます。

きしめんタイプは床に敷設したり、ドア下部の隙間を通すのに最適で、部屋と部屋の間を繋ぐ用途に適しているといえます。細身のlanケーブルも同様の使い方は可能ですが、踏みつけに弱くドアに挟むだけでも断線の恐れがあるので、違いを理解して適材適所で使い分けることが大切です。

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