環境別のlanケーブル選び

lanケーブルは接続できて通信が行えればどれでも良いというわけではなく、環境に合わせて選ぶ必要があるといえます。通信の目的が、リアルタイム性の高いオンラインゲームだったり安定性が重要なストリーミングでなら、ノイズに強いlanケーブルが狙い目です。ノイズというのは環境を飛び交う無線の電波などのことで、通信を阻害する目に見えない要因全般を指します。ノイズ耐性の高いシールドありのlanケーブルは、単価が高めで硬くて曲げ伸ばししにくいですが、ノイズに対する備えは万全なので安心です。

マンションのように無線lanの電波が飛び交っていたり、スマホを始めとした無線接続の機器を同時に、沢山使うような環境において理想的なタイプのケーブルです。室内の床に長く這わせたり、ケーブルの上を何度も人が行き来したりキャスターが通るのであれば、耐久性に期待できるフラットタイプのlanケーブルが最適です。文字通りフラットな形状で潰れにくく、上からの圧力に比較的強いタイプなので、オフィス環境に適しています。ラックなどに複数の機器が設置されていて、互いに接続するケーブルが何本も必要になる場合は、短くて取り回しの良いlanケーブルがベストです。

短距離なら硬くて曲げ伸ばししにくいタイプよりも、自由自在に無理なく曲げられる方が、結果的にケーブルにとって良いわけです。他にも、屋外環境に敷設するなら耐候性の高い、紫外線や雨風に負けないタイプが有力な候補となります。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*