lanケーブルは、インターネット接続に欠かせない存在です。一方で、恒久的に使えるわけではなく長く使っていると品質は必ず劣化します。その劣化に気づかず使い続けてしまうとトラブルの原因になることもあります。然るべきシグナルが確認されたときにはlanケーブルの交換を検討するのがおすすめです。
具体的な注意すべき症状としては、コネクタの破損があげられます。なお、このコネクタはlanケーブルの先端のことで、外部から強い衝撃を受けると内部で断線したり爪が折れてしまうことがあります。断線はもちろん爪が折れている状態で使い続けると接続が悪くなり、通信トラブルを引き起こす可能性が高いです。ケーブルそのものが無傷であってもコネクタの破損が確認されたらすぐにlanケーブルを交換しましょう。
また、lanケーブルには基本的に耐候性が備わっていません。そのため、紫外線を浴びると被覆が劣化し寿命が縮みます。少しの日光であっても長く浴び続けていると確実にそのダメージを負います。その際には特に薄い色のケーブルは紫外線による劣化の度合いを目で確認しにくい点には注意が必要です。
加えて、なにかの拍子に濡らしてしまうと内部に水が入り込むことがあります。少しの水であれば問題ないものの、コネクタなどから浸水すると腐食やショートを引き起こしてしまうかもしれません。場合によっては接続している機器にまで被害が生じることがあるので濡れたケーブルの使用はすぐにやめましょう。
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